こんにちは!
Nセラ運営者の吉田です!
先日、POSTの記事で「かかりつけ理学療法士」という言葉を知りました。
(かかりつけ理学療法士の記事はコチラ)
かかりつけ理学療法士・・・
なんて素敵な言葉だろうと思ったので、今回は「かかりつけ理学療法士」について僕の考えを書いてみました!
かかりつけ理学療法士とは
詳細はPOSTの記事をみていただきたいのですが、
「かかりつけ理学療法士」という言葉を最初に用いた株式会社アールイーコンセプ代表取締役の山口先生曰く、かかりつけ理学療法士とは
●医療に限らずいろんな相談ができる存在
●生まれてから死ぬまで長く人生に関わる理学療法士
●病気の前も後も、その間もすべてひっくるめて担当することができる理学療法士
(POSTの記事を参照ください)
上記のような理学療法士を指します。
みなさんやみなさんのお子さんには「かかりつけ医」として病気の時にいつも頼りにしている医師がいるのではないでしょうか。
あるいは、かかりつけの歯科やかかりつけの薬局など、困った時に助けを求める人がいるのではないでしょうか。
身体の異変を感じた時に、頼りになる人がいるってとても心強いですよね。
この山口先生の記事を読んで、
「自分も地域のみなさんに頼りにされる理学療法士になりたい!」
そう思うようになりました。
僕が目指す”かかりつけ理学療法士”
かかりつけ理学療法士の提唱者である山口先生は、かかりつけ理学療法士という理念の実現のために起業し、デイサービスや訪問看護ステーション、保険適応外のサービスを運営しています。
さすがに病院勤務の理学療法士がすべてをマネすることは難しいですが、病院勤務の理学療法士でもできることは大いにあると思っています。
ぼくの場合、職場が整形外科のクリニックなので、まずは
「体に不調があるときや怪我をした時に、あそこの整形外科の理学療法士さんに診てもらえば大丈夫だ」
という存在になることが目標です。
例えば、小学校低学年の時にリハビリを担当した子が、中学生になっても高校生になっても怪我をするたびに同じ病院でリハビリをすることって時々ありますよね。
「あの子、ずいぶん身長伸びたなー」
「おっ、声変わりしはじめたな!」
「東京の大学に進学?おめでとう!しばらく会えなくなるけど、頑張ってこいよ!」
みたいな感じで、長く一人の患者さんと関わりをもてるような”かかりつけ理学療法士”になれればと思っています。
ちなみに、一度かかりつけ理学療法士として定着した場合、その兄弟や両親、おじいちゃんやおばあちゃんなども診てもらいたい!というふうになることが多いと思うので、
かかりつけ理学療法士は、”家族ぐるみ”で関係をもつ存在ともいえるのではないでしょうか。
かかりつけ理学療法士の条件
かかりつけ理学療法士の条件、
それは
「信頼できる人」+「腕が確かな人」
だと思います。
みなさんがかかりつけ医や、かかりつけの歯科を選ぶときと同じですね。
どんなに腕が良くても無愛想で、人として好きになれない医師のところには定期的に通う気になれませんし、とはいえ人としてはものすごく好きなんだけど、受診し続けても一向に症状がよくならない、っていう場合もなかなかかかりつけ医として定着することは難しいですよね。
そんなわけで、かかりつけ理学療法士の条件はこの2つではないかと考えています。
最後に
今回は「かかりつけ理学療法士」について書きました。
おそらく、すでにかかりつけ理学療法士のような存在となっている方はいるはずです。
しかし、あらためてかかりつけ理学療法士という言葉を意識することで、患者さんとの向き合い方も少し変わってくるように思います。
もちろん、怪我を繰り返して病院でリハビリを受け続けることは望ましくありませんし、リハビリでは痛みを取り除くことだけでなく、再発予防に取り組み二度と病院に来なくて良い状態を目指します。
その点では矛盾しているかもしれませんが、今後なにか困ったことがあった時に
「またこの理学療法士さんを訪ねて病院にいけばなんとかしてくれる」
と思ってもらえるそんな「かかりつけ理学療法士」になりたいと考えています。
①かかりつけ理学療法士とは、長く人生に関わる理学療法士である。
②かかりつけ理学療法士の条件は「信頼できる人」、「腕がある人」だと思う。
③困った時になんとかしてくれると頼りにされるかかりつけ理学療法士になりたい。