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長崎のセラピストをレベルアップさせたい話

こんにちは!
Nセラ運営者の吉田(@Dyoshida1023)です!

 

今回のブログタイトルはなかなか刺激的です。
完全に上から目線のタイトルですが、決して

「全員勉強しろ!」

っていう偉そうなことを言いたいわけではないので怒らずに我慢して読んでください。

人間は年をとる・・

僕は今年で31歳になります。
31歳にもなると自分の親も「膝が痛い」だの「腰が痛い」だの言いだす年齢です。そんなことを頻繁に聞くようになると「人間ってやっぱり老いていくんだなー」と感じます。

 

そんなことを思っていると、近い親戚が立て続けに入院しました。
みんなちょっと前までは元気に歩きまわっていたのに、いまは自分で動くことさえ困難な状況です。

 

これまで病院で勤務してきて、「急に歩けなくなった」、「手指が使えなくなった」、「病気になったので入院します」っていう人をたくさんみてきましたが、いざ自分の大切な人たちがそういった状況に立たされると、これまで以上に人間の「老い」というものを意識せざるおえなくなっています。

 

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「この人なら」って思えるセラピストがいますか?

親や親せきが近くに住んでいない場合や入院が必要な場合は、その地域のセラピストや入院先の医療機関に勤務するセラピストにリハビリをお任せする形になります。

 

みなさんは大切な人がリハビリを必要とするとき時、その地域、その病院に「この人なら安心して任せられる!」って思える人がいますか?

 

あなたのお母さんが歩けなくなったとき、その近くに頼りになるセラピストがいますか?

 

逆に
あなたは誰かの大切な人のリハビリを任せてもらえる存在ですか?

 

いま、あなたの頭の中には誰かの顔が思い浮かんでいるでしょうか。

地域でレベルアップするという意識

ぼくは理学療法士になって10年目ですが、これまでそれなりに勉強しスキルアップに励んできたつもりです。

 

以前のぼくは、周りのセラピストが勉強しないことに対して、「シメシメ、これで差が開いていくぞ」と思っていました。

 

しかし、前章で書いたように自分の家族や親せきがリハビリを必要としているときに近くにいなかったり、入院を必要とする場合、自分の弱い分野の疾患の場合、自分がいくら勉強していても無力だと痛感しました。

 

そんな時、安心してリハビリをお任せできる多種多様なセラピストが周りにいるということの重要性に気づいたのです。

都会であればセラピストの数が多いので、探せばいくらでも見つかると思いますが、長崎という小さな地域ではそう多くないのではないでしょうか。(実際、数名しか頭に浮かびませんでした。)

そういうわけで、これからは自分だけ研鑽に励めばよいという考えは捨てました。
今後は、長崎を1つのグループと考え、地域単位でレベルアップしていく活動が必要だと考えています。

 

「長崎のセラピストをレベルアップさせたい」

というのはそういうお話でした。

最後に

今回の記事を書いていて、自分でも「偉そうなこと言ってるなー」と激しく感じています。多分、この記事を投稿した後、後悔してます(笑)
その点はご理解ください・・・。

 

こういった内容の話は、組織の上にいる人や、素晴らしく知識や技術が伴っている人が話せば特に問題ないかと思いますが、ぼくのような中途半端な若造が浅はかな考えで発信すると怒られるかもしれません。

 

ただ、ぼくがそんな人になるまで待っていると(あと何十年先だよ・・)自分の家族や親せきが年老いていきます。

それでは遅いのです。

 

あなたの担当している患者さんにもあなたと同じように家族がいます。
自分の家族が手術を必要としているとき、腕の良い医師に執刀してもらいたいと願うことが普通なように、自分の家族がリハビリを必要としているとき、腕の良いセラピストに担当してもらいたいと願うことは普通だと思います。

 

自分の家族を誰に任せても安心できる地域を目指して、、

長崎の皆さん、一緒に切磋琢磨していきましょう!

まとめ

①人間は年老いていく。あなたの家族も例外ではない。
②大切な人を任せられるセラピストって意外に少ない
③長崎全体で成長していきたい